Re:ゼロから始める日本酒生活~基本編~
父のプレゼントに買った菊水酒造 純米大吟醸「蔵光」。
なんと精米歩合は驚異の23%と菊水の技術を注ぎに注いだ最高峰の日本酒です。海外向けでしょうか、ワインを意識したボトルデザインですね。
また飲みたいお酒の一つなのですが飲み屋に置いてあるはずもなく、ボトルで買おうにも結構なお値段がします。
最近、同じ価格帯で気になるのは遠心分離機で製造した北雪の「光」。一体どんな味なのでしょうね?
『今回は日本酒のかんたんな楽しみ方。次回は用語解説の予定です』
秋といえばコーヒーに限らず新米、新そば、新酒とお腹が空くような文言が町中の看板に並びます。
そこで今日は日本酒について話そうと思います(自然な導入)。
今回は「大吟醸ってよく分からないけどお高いのでしょう?」そんな日本酒を普段飲まない方を対象に美味しい店の選び方やオススメの店などを書いていきます。
〇今日のめにゅ~
1.日本酒を楽しもう
2.おすすめの店
3.通りすがりにおいしい飲み屋を見つける方法
1.日本酒を楽しもう〜和食があれば大体いける〜
(結論)専門店に行きましょう
ありがたいことに日本酒は洋酒に比べ低予算で美味しいものが手に入ります。やったぜニッポン。
しかし、初めて日本酒を嗜むのであれば専門の飲み屋に行くことをお勧めします。
もちろん外食一回で使うお金は、四号瓶を単品で買うよりも高くつくかもしれません。
ただ、最初から好みに合わないお酒を買って持て余すよりかはいいと個人的に思います。
有名酒造ならばミニボトルもありますが、はじめは何から買っていいのか分かりづらいでしょうしね。
加えて専門店ではあれば味の解説、適切な温度での提供、相性のいい料理、酒器など
総合的に日本酒の楽しさを教えてもらえるからです。
やはり温度の調節、つまみの用意などを自分でするのは中々に腰が重いですよ。
専門店はやはりネットで調べるのが近道ですが、億劫な方は後述のKURANDがオススメ。
家で気兼ねなく飲むのが一番!という方は米に合うおかずを買ってきましょう。
多少お酒の味が好みから外れていてもそれさえあればなんとかなります、なんたって原料が米ですから。
※追記※ お店で好みの味を伝えたい時(詳しい用語解説は次回のブログで)
基本の味は「華やか、すっきり、コク、熟成」の4パターンです。
いい日本酒の代名詞「大吟醸、吟醸」は米の精米歩合。削れば削るほど雑味のないクリアな味わいになる=悪酔いしづらい。
好みの味を伝えてそれに合うつまみをお願いしたら間違いはないでしょう。
2.日本酒を知りたい方にも好きな人にもオススメなお店
「KURAND」
場所:秋葉原、池袋、上野、横浜、新橋、新宿、渋谷
〇いいところ
・日本酒約100種類飲み比べ可能
・セルフスタイル。自分で冷蔵庫から好きなものを出し、好きなだけ注ぎ好きなだけ飲める
・淡麗辛口など日本酒のタイプを一目見てわかりやすいタグで識別。タグにはオススメのつまみなども記載されている。
・時間無制限コースは3000円(税別)
・昼飲みコースなど料金プランの幅が広い
・つまみ持ち込み自由。途中退出で買い出しも可。店内販売あり。
・簡単な調理器具あり。
・熱燗作れる
・日本酒以外の酒、ソフトドリンクも豊富
実はこのお店クラウドファンディングで作られました。
つまり店名の「KURAND」は蔵人とクラウドのダブル・ミーニング。これはどう見てもクールジャパンですね。
3.通りすがりのおいしい飲み屋の見分け方〜和食系居酒屋編〜
行列やネットの口コミで評価されがちな飲食店。
しかし、たまたま通りがかったお店に入ってるのも酒飲みの醍醐味でしょう。
今回は僕が居酒屋を選ぶ基準をご紹介します。
〇外観編
※赤提灯は混み具合とメニュー数(焼き鳥屋の場合は特に重要)に注目
・旬の食材がメニューに組み込まれているか
・酒の銘柄にこだわりがあるか
→日本酒か焼酎であればハズレが少ない。マイナーな銘柄だとさらによい(店主が料理に合うものを厳選しているから)。
ビール専門店は飲ませるために塩辛いつまみばかりの場合もある。無論店によるが。
・よく清掃されているか
・器とグラスは良いものを使っているか
・求人募集の張り紙が多い、看板より目立つ
→すぐ辞める人が多いからかこの手のところは手間のかかったものを出さない印象。
・中の客層と混み具合
→年配の夫婦が利用していると信頼度高し。サラリーマン1人飲みの場合は「食通」と「安く飲みたい」に分かれるため要観察。
・人通りが少ない立地だが長く続いている店
→看板やメニューの年季から判断
+α厨房の様子が見える
→業務用の食品を使用しているなど誤魔化しがきかないため
+α本日のおすすめがある
+αメニューが手書き
→食材に合わせて頻繁に調整していることがわかる。むしろ魚が主力のお店で手書きでなかったら不安。
〇入店後
・生ビールの味
→ビールは最も注文数が多い商品。頻繁に使うサーバーが清掃されているお店は他の細かい部分まで目が行き届いている。
・お通しの質
→できれば提供されるまでおつまみの注文は待ちたい。つまみとかぶると損した気分になりますからね。小島は気にせず注文しますが。お通しがパッとしない店は何頼んでも普通です。うまい、選べる、量が多いのどれかならだいたい大丈夫でしょう。
~おまけ~
KURANDではしゃぐ私。手前に友人のグラスを置くことでさもデート風を装う「SNSマウント攻撃画像(小島命名)」
この手の画像には女性もののタバコ、ネイル、スマホケース、グラスや窓ガラスに女性の影を映り込ませるなど様々なテクニックがあります。SNSは常に水面下で戦火を交えており白鳥のようにきれいな画像も水中ではバタ足を欠かせないのです。
ただし、今回の画像はつまみの肉類の多さから相手が異性かどうかは明らか。もう少し技術点を狙いに行くのであればバーニャカウダーなどを配置すべきであったと反省です。
p.s. 次回予告(予定は未定ただし前向きに)
・日本酒の味と用語解説 なぜこちらを先にやらない
・日本酒を家で楽しむ
・キャベツの塩昆布でお通し代700円もとるような店は滅ぶべし。
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