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東京コーヒーフェスティバルと抽出レシピ

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『ミニマグは蒸留酒を飲むのにちょうどよい』 明日から伊勢丹立川店7階で開催する「 パンと珈琲とワインフェスティバル (4/24~4/30)」に出店します。 ので僕はお弁当に使う野菜と肉を大量に調理しつつ このブログ記事を執筆したり、スクワットしたり、試飲のレシピを見直したりしています。 イベントホームページにはコーヒーウォーターの写真しかありませんが、   世界最高のパカマラ種  エル・インへルト農園 レセルバ・デ・ラ・フィンカ   コーヒー界に革命を起こした  ラ・エスメラルダ農園 ゲイシャ種   催事に合わせて作った パンのためのブレンド などなど販売するすべてが目玉商品です。試飲もお出しするのでぜひ遊びにいらしてください。  東京コーヒーフェスティバルの飲み比べミニマグ。来年も使えます。 コーヒー画像を白黒にするとどこか退廃的な気が…   さて今月13日は表参道の東京コーヒーフェスティバルに出店しました。販売したのは前述のレセルバです。 豆売りだけでなく飲み比べとテイクアウトも提供したので、事前に大容量向けの抽出レシピを作りました。 通常、深煎りは豆を多く使い苦みと濃さを、反対に浅煎りは豆を減らしてスッキリした味わいや酸味をイメージして抽出しています。 故に中煎りのレセルバは、浅煎りのレシピよりも豆の量を増やせばいいだけの話なのですが、出来上がったコーヒーの口当たりは重たく中々うまくいきません。 おそらく大粒で軽い豆を粉にすると層が必要以上に厚くなりすぎるのかもしれませんね。 また、いつものレシピですと湯温は90℃前後なのですが大容量を抽出する場合 粉と接する時間が長くなり、ドリッパー内の湯量も多いためでしょうか雑味・えぐみの過抽出になりやすかったです。 以上検証の結果、湯温を低め豆の量を浅煎りよりもやや少なめに設定することでレセルバのフレーバーを最大限に引き出すレシピを考案しました。 このあたりは立川のレシピなどと一緒に近いうちにまとめたいと思います(希望的観測)。 (おまけ1) 粉の層 後日談 ハリオのV60 01(1人~2人用)ドリッパーでコーヒーの粉の層にどれだけ差があるのか調べてみました。 ゲイシャの浅煎り 15g  5cm パカマラ(大粒品種)の中煎り 15g 5.3cm

中米ご飯を食べたかった

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「ウィキペディアの『松本清張 映像化』のページ数は異常」 先日、父とインドカレー屋に行くと店内で『砂の器』を放送していました。 なんでもフジテレビの開局60周年を記念したものなのだとか。カレーが来るまで大分時間がかかったので 「人間ドラマを撮る時、原作・松本清張に頼り過ぎでは?」「今西役の東山紀之は足を使った泥臭い捜査ができるのか」 「現代版にアレンジするならハンセン病をどのように扱うかまたは代わりとなる社会問題は何か」 「そもそもテレビの調子が悪くて『砂の器』ではなく砂嵐!」 などなどラッシーをすすりながら好き勝手にしゃべっていました。 すると父が「最近もドラマ化していなかったけ?」とのこと。調べてみる今回で6回目みたいですね。 父「この回数に匹敵する作品は‥‥」 「横溝正史の金田一耕助シリーズとか」 父「だいたい赴任して~、の設定だから余計にそう感じるのでは?」 「確かに。赴任したら閉鎖的なコミュニティで起こる猟奇殺人、出番ですよ金田一さんのイメージ」 そこが面白いんですよね。ちなみに映像化は『犬神家の一族』9作品、『八つ墓村』9作品、『獄門島』7作品でした。すごいぜ金田一 さて、先週は中米の出張報告会でした。来週予定している外部向け講演会は満席となりましたが、他にも今月は イベント が盛りだくさんです。 今回の報告会では最新のコーヒーに関する新知見を得られました。加えて、多くの資料映像から中米の風景や食生活も知ることが出来ました。するとなりますよね?中米料理食べたいなと。 地元野菜のカレー、季節の料理、地酒フェス、コラボカフェ‥‥などなどコンセプトのある「○○ごはん、○○飯」ってワクワクしません? 先日も銀色のトレーにサプリメント、ゼリー飲料、ショートブレッド、コーンビーフを盛り付けた「ディストピア飯」を自宅で摂取しました。粗食を咀嚼し「強化タンパク質で作られた合成肉は冒涜的に無慈悲で無機質だ」と独自設定をいれながら観るSF映画は最高に楽しいのです。 話を戻すと中米専門料理店で検索するとメキシコとブラジル料理屋ばかりがヒットするんですよね。 たしかにモテる男女がキャンプで嗜みそうなシュラスコ(でかい鉄串にでかい肉を刺したもの)もおいしそうですが 今、僕が食べたいのは報告会で見せてもらったコレです。