電動コーヒーミルの掃除
『後半に“どろろ”のアニメと原作のネタバレがあります』
先日、お店でスタッフ山際の誕生日をお祝いしました。誰かから語られる気がするのでこの記事では言及しませんが、わたくしケーキを切り分ける際に少々粗相をしてしまったのです。
あの何か失敗した時に一瞬時間が止まる感覚ってなんでしょうね。タキサイア現象だとスローモーション?ではクロノスタシスとでも言えばいいのでしょうか。
その隙を見逃さず嬉々としてシャッター音を響かせる山際氏、それも連続で。さらには今日一番の笑みで「ブログのネタにしたい、SNSにあげたい」とのこと。
丁寧な死体蹴りを行う彼女に僕はブラックジャックの「二度死んだ少年」という話を思い出しました。
救った患者に死刑判決が下され異論を唱えるBJ |
※全体的に画像が暗いので今度動画をアップします。
まず、ネジを外す。かたい場合はコインやペンチを使用して緩ませましょう。他社製品ではネジ穴が六角レンチ用の場合もあります。
刃を外す。微粉以外に豆のかけらが挟まっていることもあります。ネジ穴や刃の溝などにこびりついた微粉が落とせない場合は、つまようじや歯ブラシでかきだす。画像3の下部にバネが見えますか?これがないとミルが動かなくなるのでなくさないようにしましょう。
掃除を終えたら刃を元に戻します。バネ周辺の軸にへこんでいる部分がありますね。これを同じく本体のへこんだ部分に重ね合わせるのですが、やり方は簡単です。
そのまま刃を装着。先ほどの画像2と比べると奥まではまっていないことが分かると思います。手で刃をゆっくり回しながら押し込めば、互いのへこみが重なり合い奥までピッタリとはまる場所が見つかるはずです。
最後にカバーを取り付けて終わり。カバーの上下を逆にしないように気をつけましょう。
(おまけ)
最近アマゾンプライムで2019年冬アニメ『どろろ』を視聴することがマイブームです。
~あらすじ~
室町時代、武士の醍醐景光は天下統一の野望のため、生まれてくる我が子の体を48体の魔物にささげる。その後生まれた赤子は48箇所を欠損していたゆえ捨てられるも運よく医者の寿海に拾われた。赤子の生きようとする意志に驚愕した寿海は義手・義足、仕込み刀を与え育てた。それから14年後、成長した赤子は“百鬼丸”と名乗り孤児の盗人“どろろ”と共に魔物から体を取り戻す旅に出るのだった。
原作はマンガの神様で有名な手塚治虫。当時、水木しげるの妖怪ブームに乗っかって連載されましたが残念ながら打ち切りになりました。未完の名作であることから小説、アニメ(昭和版)、実写映画(俳優が豪華)、ゲーム(声優が豪華)など様々な媒体で続編、リメイクが製作されます。
今でこそ、失ったものを主人公が取り戻す話はよくあるのですが『どろろ』はその元ネタと言っても過言ではありません。確か秋田書店版のあとがきでも書かれていたのですが、手塚作品には「異形が人間性を取り戻す話」がよく見られるんですよね。なかでも『どろろ』はトップクラスの完成度。
原作では百鬼丸とどろろが行く先々で村人から差別を受けます。弱者が弱者に虐げられるわけですね。それでも最後は村人と共に権力と戦う選択をする点がポイントですが、現代は差別描写に厳しいためか2019年版でそのような場面は見られません。
代わりに戦争の不条理さをバンバン描写していきます。例えば1話冒頭、魔物との契約を見られた醍醐景光が高僧を斬るシーン。原作では時代劇であるのにもかかわらず横文字のセリフという手塚らしいコミカルな表現に対し、2019年版では「祈りの届かない地獄のような戦乱の世、御仏への疑いを抱く前に死ねてよかった」と残します。
その他、話の構成も練られていて重厚な仕上がりとなっているのですがあまり書きすぎると(おまけ)が本編になってしまうのでまたいずれ。
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