カフェインと筋力トレーニング

『体は削るのではなくつくるもの』


最近、幾ばくかの暖かな日を経て、なんとか今年の冬は乗り切れそうだ
と高をくくっていたのも遠い昔に感じられます。
そして来週の今頃はもうクリスマス。レンタルビデオ店ではクリスマス特集が組まれ、
心温まるストーリーの名作が並んでいます。
残念ながら僕の好きな『サタンクロース』は置いてありませんでした。サンタではなくサタン…WCWの世界ヘビー級チャンピオンに君臨したプロレスラー“ビル・ゴールドバーグ”演じるバッドでマッドなサンタが、聖夜の夜に破壊の限りを尽すブラックコメディ。クリスマスの明るい雰囲気が苦手な人にこそおすすめの作品です。
キャッチコピーのジングル“ヘル”が面白すぎますね。

さて、今日はカフェインと筋トレのお話。
体を動かすのが億劫になる冬、しかしこの季節特に消費量の増えるコーヒーは運動効率を上げる最適なアイテムなのです。
さらに実は冬の方が夏よりも基礎代謝が高く、ダイエットに最適の季節だと言われています。なので冬筋トレを習慣化して、夏からジムへ通いはじめる多くの人と差をつけましょう!

なぜカフェインが運動と相性が良いか?それは疲労を感じる時、アデノシン受容体が運動分野をつかさどる脳の活動を抑えるのですが、コーヒーに含まれるカフェインはこのアデノシン受容体の働きを低下させることで結果、筋持久力増加につながりうんぬんかんぬん…なんて理論はかなりマニアックなのでカフェインのもたらす運動効果のみ簡単に挙げましょうか。

・覚醒作用による集中力の増加
→俊敏性が高まる。トレーニング終盤は負荷が厳しくなり、集中力も切れがちになるので特に大事。
・強心作用
→「体を巡る血液の量が増える=供給される酸素が増える」なので、より高強度のトレーニングを行える。
・疲労軽減
→アデノシン抑制による筋持久力の上昇
・脂肪燃焼の促進
→脂肪を分解する酵素の活性化

ドリップかインスタントか、液体の濃度はどれぐらいかなどによってカフェインの含有量は左右されますが、だいたい200ml以上‥‥マグカップ一杯分のコーヒーを少なくとも飲みたいですね。
これをトレーニング前の30分~1時間のうちに行うことで効率よくカフェインを体に取り込めます。
また、無水カフェインよりもコーヒーでカフェインを摂取する方が、効果的とのことです。

ちなみに僕の周りのビルダー仲間たちは長時間高強度のトレーニングを行うので、500ml以上のコーヒーをトレーニング中に少しづずつ飲んでいますね。

え、僕ですか?トレーニング後にのんびり飲んで休憩します。

   p.s. フィリップス・コレクション展の帰り道にて、日比谷のイルミネーション。

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