世田谷パン祭り2018を終えて

『  パンを買っていこう~♪  』 
 
10月7・8日にわたる「世田谷パン祭り2018」が無事終わりました。
朝ドラのロケ地効果か、出店数の増加か今年も盛り上がりましたね。

会場の池尻小学校や世田谷公園は徒歩で15分ほど。
三軒茶屋の南A口から国道246号線を渋谷方面へまっすぐ進み
途中、丼丸やステーキ屋のアルカトラズ(一度入店したら出られなくなる、やみつきになるという意味でしょうか?)の角を曲がります。
国道沿いも面白そうな飲食店や雑貨屋さんがたくさんありますよ。
行けなかった方は来年ぜひ。
 
さて、去年の2日目はお客さんの数が少なく不安だったのですが、
今年はそんなこともなく大盛況!
藤田嗣治展」や「かっぱ橋道具まつり」の最終日ではなく、世田谷パン祭りを選んでくださりありがとうございます。
 
当日、僕は主にコーヒーの抽出をしていました。特に注意を払ったのが水の管理。
常に沸騰したお湯が2台の電気ケトルNesco(ネスコ)に満水まで入った状態で、
足りない場合はやかんで沸かした水やドリップポットの残り湯を継ぎ足していきました。
 
満水状態の熱湯を準備することのメリットは2点。
・満水に近い状態だと保温力が高い(特にネスコは5〜10分ほど経過してもティ〇ァールよりも温度が高い)
・水ではなくお湯を補充することで、再沸騰までの時間を短縮できる(水はやかんで沸かす)
 
※正直な話、去年助っ人で来てくれたスタッフの真似をしただけですが…
 
 
僕の手癖では、抽出後に余った440〜520mlぐらいの湯量に沸騰状態のお湯を入れると約90℃になります。
もちろん、ドリップポットの材質、気温、注ぎ足す時の高さなどによって変化はありますが…
しかしながら、思うような温度にならない場合でも沸騰状態のお湯を
別のサーバーにとったのち高い位置から空のドリップポットへ移せば約90℃になるので、
やはり沸騰したばかりのお湯は色々と応用がきくのです。
これらの調整や次の抽出用意を蒸らしなどの待ち時間に捌いていきました。
 

以上、今回イベントを終えて感じた課題としては
・15〜16時以降のお客さんが少ない
やはり日本人の感覚として「パン=お菓子、朝昼食」のイメージなのかもしれません。
必然的にコーヒーの客足も遠のきます。
買い物帰りにお土産を買う人が多い商業施設でのイベントとの違いですね。
・飲み比べチケットの認知度が低い
試飲ぐらいの量だとその場で感想を聞けることもできてお客さんとのコミュニケーションにつながります。小心者の自分としてはありがたい限りですね。飲み比べをいっぺんに抽出することが出来ればコストも抑えることが出来ます。
・ブースの配置
もう少し広ければ抽出係が2台のコーヒースケールを利用して、メニューを増やせるかもしれませんね。
 
 
などなど、忙しかったそしてなにより楽しかったパン祭りですが、やっぱりお祭りはジャパニーズスピリットの血が騒ぎます。
浮かれてジャミーちゃん(イチゴジャムを模したお祭りのマスコットキャラクター)の顔出しパネルで写真撮影もしてしまいました。
 
 
 
 
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僕の変顔をアップしてしまったらネチケットを侵害してしまいそうなので
代わりにこれ、会場近くにある「CRAFT CHOCOLATE WORK」さんのソフトクリーム。
奥にアーモンドいっぱいの山が見えます。スペシャルティコーヒーを扱う身としてはBean to Barに
親近感を覚えますね。
表面のカカオニブの触感がアクセントになっていました。働いた後の体に沁みます!
 

 
P.S.
会場で流れていた「パンを買っていこう~♪」の歌が頭の中でリフレインしています。
グループ名が知りたいのですが歌詞検索でヒットしません。

(追記 2018/10/11)
アルカトラズ閉店しているじゃないですか‥‥

[次回予告]
コーヒーとつまみとイグノーベル賞(ただし予定は未定)

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